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碁盤屋さん。

CIMG0856.jpg

囲碁の用具で碁石を打つ板である。
本物は安い物でも樹齢300年~500年までの良材が使われる。
榧(かや)、桂、いちょうなどが主材。

目盛りは太刀目盛(たちめもり)と呼ばれ、日本刀の刃を丸め
温めて黒漆を付け盤面に刃先を押しつけて線を引く高度な手法である。

高級な物は100万円ぐらいするものもざらである。
(数千円で買える輸入材や積層材の盤もある。)

先日、お越しいただいた埼玉のY氏は代々続いた名門の碁盤屋さんでその仕事は
材料選びから細部にわたるまで妥協を許さないとても厳しいものである。
名人戦でも使われる立派な品である。
しかしながら今日、消費不況の世の中、高価な碁盤はなかなか需要がない。
高い技術で適正価格の商品開発を模索しているところである。

同世代の彼とはデパートの催事で知り合ったのだが酒を飲んでいるうちに
気心が合い一緒に仕事をしようという運びになった。
お互い今まで培ってきた仕事の融合が出来ればと。

過去、陶芸家や建築家、料理家、茶道家、音楽家、華道家、造園家などといい仕事をさせてもらった。
しかし、その場かぎりの一時的なお付き合いがほとんどであった。
(一番成功しているのは東京のジュエリーデザイナーとのコラボだが詳細は後日。)
私にとっては自身のスキルアップになりいい経験であったのだが。
腰をすえて異業種交流をしたい。

今回は深い話をアルコール抜きで数時間にわたり交わした。
細かい内容は公開しないが新しい分野へのアプローチや海外の話など
多岐にわたる発展的なことを議論しあった。
とても有意義な時間であった。

このコラボはきっと成功する。
そう信じて明日に向かって走り出す。

「頑張ろう!!!」


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小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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