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真菰(まこも)

CIMG0812.jpg

鎌倉彫の塗りの基本は朱漆を塗り、その塗膜が乾く直前をねらい
まこもの粉を蒔き研いで磨きあげる乾口(ひくち)塗りです。

彫刻の高い部分が赤く表出されるので彫りの細やかな表現が効果的に現れます。
この漆塗り材料で不可欠なものがまこもの粉です。

まこもは水辺に自生しているイネ科の多年草の植物です。
この根に近い茎の部分が黒穂菌によって黒く粉末化したものを秋に採り
乾燥させ細かくふるい(メッシュの240番)にかけたものを使用します。

この細かくする作業が手間がかかる!(・・;)
まず皮を剥きジューサーにかけメッシュの#100ぐらいで荒ごし。
その後2,3回ふるいの番数を上げ細かくしなければなりません。

「ここでも手は抜けない!」


以前は千葉や茨城の沼地、静岡御殿場などに採取にいきました。
しかしそこもコンクリートの壁で固められ、ほとんど採れなくなりました。
今は在庫品と全国の知り合いから集めていただきなんとか間に合わせています。
まこもの群生地情報募集中です。

PS. まこもよりスス玉という鉱物質の粉を蒔くと色は黒くなりますが
さらに塗膜は丈夫になります。
なかなかいいんだなぁ・・・マイ好み(*^_^*)


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まこも粉について

流域生態系保全を目的に、まこもを栽培しています。
管理が重労働で、とても大変ですが、続けて行く為に、取引先を探しています。
今は、マコモダケの青果扱いと、葉のお茶、クラフト利用、商品開発は徐々にしてまいりますが、
もし、この様な用途で、活用していただける道が開けるのであれば、
どこまでやれるものか、やって見たいと思います。
いかがでしょうか?
プロフィール

小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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