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三日月型ブローチの納品

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暑いですね。
スーパーに買い物に行ってもついついアイスクリームなど
冷たい食料品を買い込んでしまう。
仕事は夏バテ気味ですが何とか気合いを入れ前進あるのみ。
9月初めの横浜高島屋展目指しもうひと踏ん張りです。

大阪のお客様よりブローチの注文を受け2カ月かけ
ようやく完成、納品の運びとなった(ホッ(*^^)v)

意外と手間がかかり値段とのつりあいも合わず商売としては不合格だ。
しかし制作中は試行錯誤を繰り返し作り手としての喜びを感じながら楽しむことができた。

9ミリの桂の板をプレーナで削りバンドソーで切り取る。
15ミリの平刀で面取りをし形を整える。
鉛筆で一つ一つ図案を書き上げ彫刻。
生漆を何度も塗り重ねる本堅地(ほんかたじ)という下地を施し
中塗り2回、上塗りは朱蒔きのゆず肌に仕上げた。

お客様は革ひもを通しペンダントとしても利用してくださるそうだ。
藍染の作家さんでこの黒目に仕上げた色合いが好みだそうだ。

しかし乾口(ひくち)塗りを始め朱系統の塗りは時間とともに
漆が透けて赤みが増してしまう。
生徒さんもそうだが説明しても赤目が好まれる。
色合いの変化を時間とともに楽しむ余裕がなくなってきたのだろうか。

わが工房の乾口塗りの色は昔よりはるかに赤いものが多い。
朱漆を作るときの朱の粉の割合を多くしたり黒中漆の代わりに朱漆をほどこしたり
上塗り研ぎを深く研いだりいろいろ工夫はしている。
本当は少し黒目に塗りあげ時間とともに赤みを増す変化を楽しんでほしいのだが。
なかなか生徒さんお客様への説明も大変だ。



さぁ、熱い日本茶を飲みダッシュだ!





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小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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