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牡丹文文庫の塗り加工。

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寒い師走の木曜日。
本日、藤沢市郊外の出張教室に鎌倉彫指導に出かける。
今年最後の教室とあって出席率が良い。
また区切りのよいところで長いこと彫り続けていた作品を
塗り加工に出す生徒さんが多かった。
同時に新年の取り組む課題についての相談もお受けした。
最近は飾るものより日常使いのシンプルな作品に挑戦する方が増えている。

アトリエでは2年ぐらい預かっている文庫の塗りが上がった。
上手くまとまり安堵の気持ちで一杯だ。
薄板を組み合わせて箱を作る指し物という木地作りのため
はぎ目を補強しなければならない。
彫刻刀で溝を彫りご飯糊漆で布を貼り漆のパテである木の粉や真綿、糊、漆で作った
コクソで溝を埋め半年から1年寝かせる。
乾いたのち元の形に彫り戻す補強方法だ。
この指し物の塗りは時間がかかる。
拙速に仕事を進めると漆がやせてへこみが出てしまう。
お客様はその事情を理解できなく「まだか、遅い」とクレームを頂くこともある。
事前に仕事の内容を説明することが大切だ。

上記の塗りはうるみの乾口(ひくち)に花を堆紅(ついこう)塗りという
朱漆を塗り重ね磨き上げた塗りにした。
寸法 37×31×高さ15センチ。
書物を入れる箱であり装飾品でもある。


私の生徒さんではないが良く勉強されていて彫刻もしっかりしている。
こういう塗りは手間がかからない。
最近は塗り師さんが少ないのか全国から依頼が増えている。
各作品の説明に追われている。

この作品は近日届ける。
遅くなり済みません。
喜んでいただけるか(*^_^*)






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小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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