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朱蒔研ぎ

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朱の粉を漆で固める(粉固め)

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粉固めののち研ぎ、この後摺り漆を2,3回行い磨き上げる。


本日はカンズメ状態で一日アトリエで塗り仕事。
ここ数日は全ての行事を断り塗り部屋にはいっている。
いよいよ展示会の日時がせまってきた。
逃げ出すこともできず腹をくくって一日20時間以上働いている。
この仕事が好きだから頑張れるんだろうな。

本日はスタッフのG君に初めて朱蒔きの研ぎを教える。
我が工房の朱蒔き研ぎはオーソドックスではあるが手間は相当掛ける。

朱蒔きは朱漆を塗りその塗膜が乾く直前を狙い朱の粉を蒔く。
また塗った直後に塗膜に刺さるように粉を落とす柚子肌塗りもある。
今回は後者の朱蒔き柚子肌塗りのの研ぎ作業をしてもらった。
塗膜が厚く肌合いも一定ではないので研ぎにも神経を使う。

まず彫刻刀で彫り際などの余分な漆を除去。
次に耐水ペーパーで研ぎつけ彫り際は楊枝と彫刻刀で研磨し粒子を整える。
さらに細かい際は細い彫刻刀で削り取る。

全ての塗膜を研ぎつけなければならない。
粉の荒れ具合も全て一定にする。

手間がかかる。
一日に数点の研ぎつけしかできない。
丁寧に気持ちを込めて塗りあげている。

喜んでいただけるだろうか?


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小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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