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漆の木

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展示会が終わりやや厭世気分は否めないが
現実は心の余裕さえ与えてくれない。
毎日、多方面から仕事の催促の電話、メール、FAXが入る。
全く苦にはならないがもう2,3人自分がいればいいなぁなんて。

本日は漆の話。
漆はウルシ科の漆の木から樹液を加工、精製した天然樹脂塗料のことをいう。
鎌倉彫は単なる木彫りではなく彫刻に漆を塗ったものをいう。
作品は彫刻と漆が調和しなければ成り立たない。

6月ごろに黄色い花が咲き、秋に紅葉する。
約8~13年で成熟し幹に傷を付けうるし液を採る。

藤沢市郊外、約150坪の畑に80近い父と母が野菜作りと趣味を兼ね
40分の道のりを時間を見ては足を運ぶ。
母の実家が農家のため作業は母主導だが2人仲良く畑仕事を楽しんでいる。
両親とも多少の体調不良は口にするが大病もせずいたって健康で嬉しい。
(最近、母がやや不調('_'))

畑の周囲に30年ほど前から父が漆の苗木を植えている。
この時期、花を大量につけ若葉も力強くよく育っている。
勢いのある立派な木になった。
将来、父にはこの木から漆を採取し漆道楽の日々を送ってもらいたい。
確かな技術と経験は尊敬に値する。

漆は現在、大変貴重である。
日本産3%、中国、東南アジアなど97%の割合で国内使用されている。
主な産地は岩手県浄法寺、茨城県大子町、新潟、栃木など。

漆は高温多湿でよく乾く。
最適な環境は温度20~30°、湿度65~80°。

これから梅雨に入る。
この時期、漆の調整は手間がかかるがしまりの良い丈夫な塗膜ができる。
また作業効率がよく仕事が進む。

奥深い漆の艶は多くの人を魅了する。
不思議な塗料だ。



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週に1,2回父と母が乗用車でかよう元気のいい畑。
何故か収穫物は私の口にはあまり入らない。
どこかに配っているのだろうか?



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小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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