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彫刻刀

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今から約30年前、大学在学中より彫刻師S師匠のもとに
弟子入りした。
最初の修行は道具作りである。
とりわけ彫刻刀の研ぎは仕事のいろはのいであり
厳しく仕込まれた。
幸運にも私にはとても優秀な先輩Hさんの仕事を
目の当たりに出来ることは大きかった。
いろいろ教えていただいた。(感謝)

職人の道具は出来るだけ自身の手にあった
ものにしなければならない。
柄の太さ、形状は特に大切である。
手の大きな人には柄もそれなりの太さにしなければならず
自身にあったものに加工し直す。
また各人の座高にあった角度に研がなければならず
木の材質によっても角度が変わってくる。

師匠の元を離れてからはいろいろな鍛冶屋さんの刃物を
買い求め使ってみた。
刃の硬さやねばり具合が大きく異なっていることに気付いた。

相性のいい刃物は小信(このぶ 現在は左小信)、宗意(もとい)、光雲など。
三角刀は研綱(とぎつな)。

アマチュアの方へ。
研ぎの練習は平刀の幅12ミリから15ミリぐらいの比較的大きな刀で
行うのがよい。
またある程度切れる仕組みがわかるまでは刀の裏はいじらないほうがよい。
すこしでも裏が丸くなると全てが台無しになる。
ここの段階で刀の切れる原理を覚えると次の丸のみや曲がり刀、三角刀などの
研ぎで応用がきく。
一番の近道は技術を持った師匠を見つけることである。
自己流は時間がかかる。


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教室の新年会が始まった。
水曜日は茅ヶ崎駅前の「いっ湘」という魚料理屋さん。
楽しく2時間過ごす。

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大失敗の巻。
木曜日は私の勘違いで宗園会の皆様にはご迷惑をかけてしまった。
日時が変更になったのだが元のスケジュールのままだと思い込んでいた。
漆塗り教室の指導中、宴会会場から電話がはいる。
「先生、皆さんがお待ちです」
・・・・・・(・・;)・・・・「しまった」

漆塗り教室の皆さんにお詫びをして会場に駆けつける。
漆作業中のMさんそしてFさんすみません。
次はモーレツ指導でお返しさせてください。
会場へは45分の遅刻。
ホロ酔い気分の会員の皆様にまたまたお詫びをして新年のご挨拶。
みんな笑顔でお酌をしてくれた。申し訳ない。
新年早々大失敗!(大反省)

二次会は皆で近くのファミリーレストランでアイスクリームを食す。
笑い声の絶えない生徒さんたちだ。

アトリエに帰り塗り仕事。
昼間の出来事をふっきるように未明まで
刷毛を握った。









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小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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