鎌倉彫梅文がま口

梅文がま口。口金4寸。マチ有。。牛革(イタリアより輸入) 朱蒔き柚肌塗。
本体価格15000円、税込み16200円。現在6~8ヶ月納品までお時間いただいております。
9月の横浜高島屋展に出品予定。

エンブレム、球、裏板などパーツの製作。

こんにちは。
大変ご無沙汰しています。
スギやヒノキの花粉もそろそろ峠を越え
私自身の体調もだいぶ好転してまいりました。
1月からのいくつかの大きな展示会も何とか切り抜け
普段のものつくりの職人仕事に戻りつつあります。
新しい提案もいくつかあり多くの使い手に受け入れられたことは
作り手として大きな喜びであります。
現状に甘んじず新しいステップを踏みこめるよう精進しなければという思いです。
また6月から展示会の予定が複数入っており
新たなチャレンジの始まりを迎えます。
刺激的な4月、5月です。
本日は久しぶりに商品のお話を少し。
10年近く前から革作家とのコラボでがま口やバッグに鎌倉彫の
エンブレムを組み込んだ商品を各地のデパートで販売しています。
最初の頃は私自身も本流から外れた亜流商品として売り場の隅に2,3個
ひっそり置く程度でした。
動き出したのは5,6年前からで、改良を重ね地道に
お客様にアピールし続けた結果少しずつ口コミもあり
消費者に受け入れられてきました。
そんな動きの中NHKイッピンのディレクターさんに気に入っていただき
1年前に放映されました。
今までにないくらいの注文が殺到し現在でも数十の注文が入っています。
これといって小さな工房ですので人的資源もなく工房が
パンクしそうな状態ですので宣伝も一切していません。
出張教室から帰ると閉ざされたアトリエの前に遠路新潟や仙台、静岡などから
突然ネットで調べたというお客様がお待ちいただいていることも何回かありました。
ものつくり人にとってこんなうれしいことはありません。
長らくクラフトデザイン協会などに在籍し異素材の作家さんとのコラボ商品開発は
いくつも繰り返してまいりました。
鎌倉彫のウイングを広げ多様性豊かな提案をしたいがため
好んでコラボ作品に取り組んできました。
残念ながら結果は芳しくなくたち切れのものがほとんどです。
しかしながらバッグやがま口の製作は楽しめます。
おそらく革作家さんとの信頼醸成と感覚の調和があるためだと思います。
もう十年も私の我がままにお付き合いくださり心より
感謝申し上げます。
これからも自分勝手なわたくしに力をお貸しください。
新しいがま口も構想に入っております。


3月納品。利休銀杏文棗。
税込み価格129600円(本体価格120000円)納期4ヶ月。


布着せ網代文茶筒 税込み価格21600円 桂 在庫2。
ご用命はFAX0467-67-7251鎌倉彫製造直売の 青樹庵工房まで。
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