菊の帯止めの納品



1月ももう終わり、新年会や賀詞交換会もあと1回のみで
もう仕事もフルモードで連日遅くまでの製作で明け暮れている。
小物の納品。
帯どめをお客様に届けに伺う。
アクセサリーなど小さな装飾品は女性を引き立たせなければいけない。
従来の菊の彫刻ではあるが漆塗りに多少の工夫をとりいれた。
金箔を貼り透明な透き漆で固めたいわゆる堆金塗りである。
鎌倉彫のこの塗りは早めに金箔を貼り多少のシワを味わいとしての表現手法としているが
今回は漆の乾き際を狙い箔を貼った。
シワは出来ないが均一の塗膜になり光の反射も整っている。
この帯止めが夕日などを受けて品よく光を発してくれると思う。
しばらくしたらお客様に感想を是非お聞きしたい。
(尚、裏の止め部分は金具を使った。)


日曜日は納品と買い物を兼ねて箱根のホテルおかだの
日帰り温泉「湯の里」へ。
昨年、茅ケ崎の生徒さん達とお邪魔したホテルである。
夕方の山間の夕日がきれいで露天風呂も癒されました。
良いリフレッシュになりました。
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