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朱蒔き(しゅまき)塗りの器。

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朱蒔き塗りの茶托(直径13.5センチメートル)

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コンパクト姫鏡 (直径7。5センチメートル)


朝晩、かなり寒くなってまいりました。
まわりでは風邪をひく方が増えています。
体調管理に気をつけて下さい。

秋は展示会や作品発表会が目白押しである。
各教室やサークルの生徒さん、会員の皆様の出品作品の塗り仕上げに奔走する。
彫刻した各人の作品に最適な塗り技法を提案するが
このところ朱の塗りの希望者が徐々に増えつつある。
また伝統的な鎌倉彫の色合いであるまこもの粉を表面に蒔き
乾いたのちに丁寧に研ぎ磨く乾口(ひくち)塗りも明るい色にとの希望が多い。

昔は室内の色調が暗く落ち着いた黒みがかった奥深い朱色が部屋に適していた。
だが今日大きなガラス窓で光を存分に入れた建築様式では
はっきりした朱や黒が色調としては合っているのかも知れない。

私は個人的には彫刻効果の関係でコントラストの強い朱と黒の中間色を
上手く使い彫り物を前面に出す塗りが好みだ。
提案できる彫刻と漆塗り作品をもっと制作発表しなければと常に思う。

上記写真はまだ研ぎに入ってない朱蒔きの前段階の品である。
これから全面を細かく研ぎ漆で何回も売り重ねていく。
大変手間のかかる仕事だ。
塗りあがるまで約4カ月。
失敗は許されない。
塗り直しは彫刻をつぶしてしまうのでもう後戻りのできない
緊張感ある慎重に進めなければならない仕事だ。

漆の仕事はほんとリスキーだ。




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プロフィール

小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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