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酒器。

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昨晩は涼しかった。
朝方はタオルケット1枚では寒いくらいで早めに目覚めてしまつた。
まだ裏山ではセミが鳴いているがここ鎌倉の山からの風は完全に秋のそれだ。

ここ2カ月で普段はなかなか引き合いのない酒の器、酒器が評判が良い。
金額のはった物は売れないが比較的廉価な商品がよく動く。
そのひとつ片口(片口)は私どもでは全て一体の一木からの手刳りの作品である。
この形は有機的でロクロでは形作れない。
したがってその工程のほとんどは手作業で行う。

まず板材の墨付けをし形にそりバンドソー(帯のこ)で切断。
中の円形部分はロクロで挽く。
口元の注ぎ個所は彫刻刀で彫りあげる。
側面の装飾的な彫刻部分は鎌倉彫で仕上げ。

後は内側に布を着せ漆で塗り重ね完成。
コレクションで集めている方の注文もあり嬉しい悲鳴だ。
見た目以上に手間のかかる作業で仕事からするとお安くなっている。
本来、酒を飲み交わす注ぎの器ではあるが今日、使い手の自由な工夫により
汁物の器や花器などのアイテムにも応用している。

次から次へと売れる商品ではないがここにきて5,6点販売。

写真のぐいのみは栃で限界までロクロで薄く挽き洗朱という黄色がかった色漆で仕上げ。
我が工房のロングセラー商品である。

満足いく分の酒の器も作りたい。

私はのんべである。
したがって通常の酒器より若干大きめである(;一_一)











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プロフィール

小園 敏樹

Author:小園 敏樹
鎌倉で生まれ育った。鎌倉彫職人。漆造形作家。花や自然、
美しいものを愛する男です。O型

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