みょうが(茗荷)。

アトリエの周辺に勢力を拡大している3つの植物がある。
1つはどくだみ。2つ目は竹。そして最後はみょうがである。
前者の2つは何とか退治したいのだが最後のみょうがは歓迎である。
茎の高さは40センチから100センチぐらいまで伸び、柔らかくまた香りもいい。
花が包(ほう)の間につき花の軸や若い芽が食用となる。
日陰や薄暗い土地を好み環境が悪くても怪しく美しい白い花を咲かせる。
その姿から花言葉は「忍耐」と付けられた。
昔から「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」と言われてきた。
本当だろうか?
普段、食用とされている部分は花芽です。
花芽は花が咲くと中身がなくなってしなびてしまうので
花が咲く前に収穫します。
夏にはそうめんや冷奴の薬味として人気がある。
私はお汁の具や漬物にするのが好きだ。
親株の根元に出るとがった新芽もミョウガタケと呼ばれ甘酢漬けにすると美味しい。
収穫期間が長くさわやかな辛みと独特の香りを持つ
日本の代表的な香辛料である。
最近、ホームページを見てくださった若いカップルがたて続けに3組体験教室に
おいでくださった。(ニッコリ)
暑い中、郊外にある我が工房までバスに乗りお越しいただき約2時間真面目に
彫刻刀を握り課題の小皿を2枚仕上げていただいた。
若い世代が鎌倉彫に興味を持っていただけるのは伝統工芸を次代に伝える
私どもにとって嬉しいことである。
若い世代にも受け入れられる魅力的な作品づくりをしなければ。
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