牡丹


豪華な花です。
中国では「花王」と呼ばれています。
その姿は風格があり美しく
昔から多くの園芸ファンからも珍重されてきました。
鎌倉彫の題材としては最もポピュラーです。
なるべく花が軽く表現できるよう花びらの先を
丸刀で思い切ってしゃくり上げます。
柔らかい花びらの表情をだすため
のみ目も細かく長く削り彫刻刀も切らすことが大切です。
漆塗りは鎌倉彫独特の乾口(ひくち)塗りが効果的ですが
花を朱で塗り分けても面白い。
鎌倉の名所は建長寺、円覚寺、八幡宮ぼたん園、光則寺、瑞泉寺、長谷寺、本覚寺など。
5月下旬まで楽しめます。
花言葉は風格、富貴、壮麗。
科名はボタン科。
この時期、鎌倉は花が見頃です。
藤、ツツジ、コデマリ、ライラック、スイトピー、ハナミズキ…。
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